変化するにちにち

メヲトジテ・オモテヲアゲテ・ヒヲアビルヒト

春になると毎日のように食べつづける菜花。たっぷりのオリーブ油とにんにく、塩だけ(料理酒もちょっと)あればおいしい。

これを書いているうちに春のおいしいものが脳内にやってきた。たげんこ(筍)、つわ(つわぶき)、ふるさとの味。

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サンクンガーデンに行こう。日当たりの良いベンチの端っこで小さく曲をかけて歌の練習、〈體💀躰〉の確認と言葉(………)。

しばらくして男の人がもう一方の端に腰掛ける。他のベンチも空いているのになぜ隣に??? ガッテン! このベンチが日当たりがいい。他は影になっていて寒そう。

一般の公園にあるようなベンチと違い、ここはけっこう長く曲線だから互いに端に座るとあまり気にならない。・・・ではあってもお隣の気配があまりにも静か。2回(たぶん)チラッと見た。2回とも目を閉じている。いい表情だ。

面をあげて日差しを浴びる表情にこちらまでしあわせになる。それとわずかの哀感といとおしさ入り混じる。

(どうぞ静かな瞑想を!) 無言のエールの気を送ってワタシはそーっと立ち去った。

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⬇️写真は〈森の径〉の脇というか下にはこういうところもある。昨日の雪とは打って変わり、光がある。

⬇️これは山桜。染井吉野の花弁は流れないで落ちる、山桜の花弁は軽く風に乗って流れる。毎年同じことを書いているという認識は、、、アリマス。。。しかしあまりにも山桜が周囲と境なく溶けあって自然、「ながれるはなびら」と言わずにいられようかの心境。