歌う

イマサラナガラハッセイノホン

呼吸や歌う身体についての本を読む気力は無し、眺めてみる。

米山文明先生の『声の呼吸法』、『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと』(アレクサンダー・テクニークの本)など。

もっとあったはず、と探しまくった。出てきた。2008年2月26日の珍しく買った日まで書いてある、よほど嬉しかったに違いない。

分かりやすい。「はじめての」とある割にはけっこう高度。10 年以上前に買ったものなのに、まるで初めてのように新鮮。

〈骨伝導〉〈骨に響く声〉についての説明が分かりやすい。大まかには以下のような記述。

・・・・・喉頭を下げると、その後ろ側が頸椎に沿う(張りつく)ようになる。このポジションで振動が生じれば、頸椎に反響し、そこから人体のすべての骨組織に伝わって共鳴する。・・・・・

喉頭を下げると声が深くなる、呼吸が楽、響きが出る?と単純に考えていた。何もわかっていなかった、ことが分かった。

喉を痛めないためにも、からだを確認する上でも、合唱をやっている人には必要だ。奥付:2003年10月30日 第1刷発行