母とともに(介護帰省・鹿児島)

2020,2/15 降りみ降らずみ

阿久根駅まで。雨、、、は〈降りみ降らずみ〉、こんな言葉があったのでは。

母が、もう家に戻りたくない〈ここがよい〉と今の環境を居心地好いと感じているのだから、うまく施設に入れることになってくれれば、、、などなど考えながら歩く。

もうあとは母の運如何に掛かっているとの思い。ここにいる短い間ではあっても、何か特別なことをするということはなくても、できる限りはやったような変な感覚。

・・・来てよかった。

川内駅よりも出水から新幹線に乗ることにする。

出水駅前

お弁当と出水産蜂蜜を買う

京都でひららさんにいただいたもの。母に毎日2,3個持って行った。「んーまがっじゃっ」と言いながら毎回一個だけゆっくり食べていた。残っていた2個を車内でテーブルに置いて記念に撮る。

病院での午後、チョコレートを1個、母の手に乗せて、ゆっくり袋を開けるのを見ているささやかなこと。。。

まるで幼な子にお菓子をあげているようで、いとおしさ、穏やかさ混じる不思議な幸福感に満ちたひとときだった。。。