変化するにちにち

匂い & 身体の記憶

胡瓜が一本あった。酢味噌で食べたい。

大きく斜めに切って、、、刺身用のワカメがあってそれを入れた。あ! 鰹節もあった。合わせて混ぜているうちに懐かしい匂いになった。

小さいころはキュウリには味噌と鰹節がつきものだった。伯母の家には鰹節削りがあった。わが家にもあったはずだがなぜか伯母とつながる。

身体に染みこんで普段は意識されることのない記憶が、、、匂いと同時にやってくる。頭より身体が信用できる。

養老孟司曰く、「人間の意識はたかだか数十年の記憶しかもたないが、身体は数十億年の記憶を持っている」。