変化するにちにち

さ・く・ら

さくらは貝が二つの漢字でなければね、Yさんの声。20年近く前、歌集『櫻古木』を出版された中野区のYさん宅(庭は車が十台以上入りそうだった)には、大きなおおきな櫻の古木があった。

その花を見たのは叔父が亡くなった直後で、道ゆく人を溶かしてしまいそうだった。

Yさんにいただいた思い出の、厚手のしっかりしたハンカチ。これを半分に折り、更に折ってポケットを作りiPadを入れてたりして重宝している。

大きく写したかったが、ツツジに囲まれていてこれ以上は近寄れない

一日中部屋に閉じこもっては憂鬱になるので夕方になって外へ。また万歩計を置いてきてしまった。森の径を通って買い物へ。

ふたたび出て桜広場のベンチで外気を味わう。正面は統計局。五時半過ぎ

帰ろうとしたらこのようになっていた

「き」音。木・気