変化するにちにち

兄の一周忌法要

築地本願寺での待ち合わせは22日6時。上京する次兄と弟、近くの姉と4人揃う。けれども一人欠ける喪失感でネガティブな気持ちが優る。

時間があるので昼頃、予約した本を受け取りに早稲田へ。⬇️ 箱根山通りを下る途中で見た彼岸花の葉。真ん中に薄いすじが一本通っていてすぐに分かる。色、ツヤ見るからに逞しそう。

通りの突き当たり諏訪通りを、警察の車5、6台が塞いでいる。デモがある???・・・穴八幡だ。穴八幡は一陽来復で有名、冬至には早稲田駅、高田馬場駅周辺まで混雑する。

この人たちはいったい何時間並ぶのだろう。横に4人、列がUターンする形で、戸山公園の入口から穴八幡下まで。夕方の電車に乗る時間は大丈夫か交通整理の人に聞いてみる。今がピークとのこと。

⬇️ 築地本願寺に着いたのは6時前、すっかり暗くなっていた。

⬇️ この写真は翌23日朝のもの。

早朝のカフェは地元の人に人気で?並ばないとダメらしい。マコトニザンネンだが早々に諦める。

お寺にいるといつも祖父の声が聴こえて、〈わたしはいまここにいる〉となんとも形容しがたい穏やかな心持ちでいられる。

9時半には出て蒲田方面へ。法事の後、同郷の義姉、姪たちと話をするのが楽しい。話をしていると、兄はそれぞれの子の家族にも恵まれて幸せだったのだと実感する。そのことが一穂となる。