変化するにちにち

冬晴れ

ひかり・光、空が澄む。この青いところを「空」と言うか「天」と言うか。

「天」と思って見上げるとより謙虚でいられる気がしてくる。「空」と呼び始めたのはいつのころからだろうか。

玉城徹の歌がある。《 冬ばれのひかりの中をひとり行くときに甲冑は鳴りひびきたり 》『樛木』

「冬晴れ」は広辞苑(第二版)には無い。が、この言葉を使って四半世紀前?一首詠んでいて第一歌集に入っている。《 この朝(あした)針降るごときすがしさの冬晴れのひかり もう子は産まぬ 》

玉城徹の歌があって使ったのかもしれない。朝の空、光、寒さ、場所まで鮮明にまだ残っている。身体がびりびり何かを受け取った感じがあった。

戸山教会をしげしげと見ることはなかったが、歌ってきた曲の影響もあってか撮りたくなった。

夜はマーラー〈千人の交響曲〉の合唱。指揮合わせまで今日を含めてあと3回。練習内容も思いも濃縮されていく・・・