ロルフィング(Rolfing)

ロルフィング、足裏恐るべし

ここ1,2週間のことかもしれない。スリッパを履いたり、足の指に変な(たぶん不自然な)力が入ると気持ち悪いという違和感が来ていた。何か不思議だなーくらいにしか思っていなかった。

で、ロルフィングの日。足裏に触れながら、ああ足がいい感じじゃないですか、と先生。
身体感覚が増していたのだ、きっと。

今日は足裏のワークが主。指一本一本に意識を向けての呼吸。吸って五本の指が扇型に広がり、吐いて扇を畳むようなイメージ。

ワークのあと立ってみると足の裏が大変!おおきくなった!?ダイビングする人が付けるあの水掻き(足ヒレ、フィンと言うらしい)のような足になった感覚。こんなことってあるんだ!

足裏がしっかりすれば骨盤底筋、横隔膜が連動してさらに動きやすくなるのだそう。呼吸が楽、深くなるということだろう。いつも同じ言葉だけど、身体摩訶不思議!

能楽師安田登(公認ロルファーでもある)の本で知ったが、「真人(しんじん)の呼吸は踵でする」が今にして腑に落ちる。「踵」は現代の「かかと」ではなく、「足裏」から「足首」までのことだという。足裏恐るべし!

高田馬場へ行く途中、戸山公園の大久保地区を通り抜ける。黄葉しているのはゆりの木。