母とともに(介護帰省・鹿児島)

十月尽日是好日

出かける前に薬をカレンダーに貼り付ける。薬があるか無いかで、母は日にちの確認をしている。

味彩ママちゃんでお昼の約束をしていて、従姉妹が迎えに来てくれる。「このふただいげ」(この人は誰ですか)と母を試してみる。

「ちゃんとわがっとっとよ、Mさんじゃらい」(ちゃんと分かっているよ、Mさんだよ)と顔、名も覚えていて、こっちが怒られてしまった。

病院横にある〈ママちゃん〉へ

墓方面の散歩は坂がきついのか嫌がる。先入観もあるのかもしれない、もう歩けないと必ず言う。今回は途中までで一度も墓までは歩いていない。

夕方の光は何か特別、人を穏やかにしてくれる。

夕日というだけで懐かしい風景

渡った橋を振り向いて

田の神様を過ぎて、光が残るのはもう山の一部分だけ。撮るときに木々の色を気にすると空の雲が見えなくなって・・・、

雲を出そうとすると、山が暗くなる。選べず二つ載せる。分からないことだらけ

さらに先に行って、電車が来ると言うと座る母、手まで振ってしまうとは。エネルギーあふれる人だ。夜、歌番組を見ていて、おー!と拍手も送っていた。デイサービスで同じようなことをして楽しんでいる証。