母とともに(介護帰省・鹿児島)

家でのんびり

「風邪気味じゃっ、行だじゃならん、ひやがで」(風邪気味、行ってはならない、寒いから)といつもの言葉。今朝はたしかに寒い。暖房のリモコンも帰って来てからずっと見つかっていない。

朝ごはんの支度をはじめる。「がらるっで起ぎらんなろね」(叱られるから起きないとね」と母は皮肉交じりのひとりごと。

ご飯を食べているうちにカラダも温まってくるのか行く気になる。整髪してもらったので支払いを済ませないとと思っているようだ。

デイサービスの車を待っているとき、「歯を洗るど、ち忘れどった」と入れ歯を取り出して手早く洗い、すぐさま口に嵌め込む。

冬に顔を洗うのもお湯は気持ち悪いと言って必ず水を使う。何をするにしても逞しい。

あちこちに蜘蛛の巣がある

イヌマキをもうすこし切り揃えたかったので、悪いと思いながら箒で蜘蛛の巣を取り払って、低いところに移す。箒の先でやるからこわくはない。

家の前の田の草を1日かけて刈ってくださった方がある。川への入り口もきれいになり下りて行きやすくなった。