母とともに(介護帰省・鹿児島)

デイに行く(火曜日)

「風邪気味じゃっでデイにゃ行がんじんおほろ(行かないでおこう)」

母のいつもの言い訳。負けじと私。

「きゅは(今日は)、びんたん毛(髪の毛)を切ってくれらっ日じゃっど(切ってくださる日ですよ)」

え、じゃっか(あ、そう)、んーなら行がんなろねぇ(それなら行かないとねえ)」

ということでメデタシメデタシ!

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午後、まあ大きい猫!!・・・ではない、猿!! 家の前の道をのっしのっしと(にしては小さかった)歩いて橋の方へ。

4時頃、母が帰って来る。髪の毛はそのまま。散髪は火曜日か木曜日と聞いたので、同じ手をまた使える。猿を見たことを話すと、〈サッドン(猿どん)〉と母は言っていた。

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デイサービスでのことをしゃべりまくっている。圧倒する勢い。

「くいじゅごじゃっちゆえば(95だと言えば)、あいが元気じゃっつで(脚が元気だと言って)、みんなほーっちびっくいしらっと(みんな、まあーとびっくりされるんだよ)」

「あいもげんきじゃっどん、くっも元気じゃらお(脚も元気だけど、口も元気ですよ)」

「くっが元気じゃんかやっか(口が元気でなかったら)、ぶーんと(まったく?ほとんど?)バガじゃっで(バカだから)」

デイに行った日は興奮気味、ありがたさ半分、うるささ半分。

NHKテレビの「薩摩狂句」の時間、おもしとが(面白い)。