変化するにちにち

中国の姉たち来る

帰化してもほとんど中国人であるわが夫の姉夫婦。今回も出張で来て7人ゆっくり新宿で食事。

義兄は震災後はじめて岩手県の大槌まで行ってきたとのこと。大槌に住んでいる昔の同僚に、〈会いに行きたい〉と以前から繰り返していたので、ようやく叶って嬉しい様子。

中国に行きはじめたのは25年ほど前だ。夫の母も健在で、毎年のように旧正月を上海で過ごした。

朝食前に市場に行って義母は必ず豆乳を買った。私も何回も連れて行ってもらい、その〈活気〉に圧倒された。

朝食は落花生を入れたお粥、お昼はワンタンだった気がする。築200年の家は寒かったが、本物の木の家は心地好かった。〈開発〉でその家はすでにない。

春節(旧正月)は、上の姉、下の姉の義父母たち、それぞれの夫の兄弟姉妹などなど20人近く、又はそれ以上集まって大円卓を囲んでの大賑わい。

どの家も折り畳める円形の天板を持っていて、それを普段使いの卓に乗せると大円卓が出来るようになっていた。

義父の母、義母とその母も健在だった。書き出すと懐かしさが増す。

義兄が、大槌の同僚が営む本屋で買ってきた本『大槌夢幻(ゆめまぼろし)』を一冊いただいた。