変化するにちにち, 歌う

レッスンの日(13) ひなたぼっこする猫になる

雲泥の差と思えるほど2週間前とは違う、そのままの自分がきもちよく声を出している。ここ2週間、声を出しての練習は喉のザラザラ感もあって皆無に近かっただけにうれしい。

先生のところへ通っているとゆったりとした安心感に包まれる。何があっても大丈夫と思える。

先生の言葉なのだと思う。時間をかけて身体を通さなければ呑み込めない。しかしそれを味わえたときの喜びが待っている。

歌詞と音に近づくというのは、カラダを通すことによってのみ可能ということだろうか。

受け取るわたしの力量不足もあって、こういう風にしか表現しきれないが、何しろ日向ぼっこしている猫になって音を味わったりするのだから、気持ちいいことこの上ない。。。

たった1フレーズではあっても、できた時は(できないことが多い)サイコーに〈我が身〉がいとおしい。

〈森の径〉☆ この径の前も後ろも坂道  ☆  なだらかであるより坂がよい