変化するにちにち

ワ・ダ・カ・マ・リ

考えないために歩いているのに歩くと余計に集中して考えてしまう。

理由は、わだかまり。良いも悪いもなくただ事実として受け取りたい。しかし真実を知らないから、どう受け入れたらいいのか。

ワダカマリ、ソレハ、アニガナクナッテ、トオカタッテカラ、デンワガキタトイウコト。ドウシテ!トオモウ。ナニモイワズ、カカズ、スデニ、シズマッタカトオモエテモ、トツジョフキダス。キョウノヨウニ。

外の静かな光を眺めながら、「時の薬」という言葉を思う。しかし、一月近く経っても〈ワダカマリ〉の錘が垂れている。

祖父母をおもいみる。戦死したということのみを聞いて、確認もできず、遺骨も何もなく、どれほどの思いをしていたのか想像さえできない。

西新宿都庁方面