変化するにちにち

レッスンの日(11) 心身一如

2週間、楽譜を開いて、聞いて合唱曲は練習したけど発声練習は皆無に近い、なぜなら家に人がいる。出来ないわけではないが〈咳払い〉〈溜息〉を聞く羽目になる。これらは言葉以上だ。

案の定、いつもできることができない。それでもこの「場」は別世界。膝を曲げて支えて、足裏から頭部まで感じて、〈こころ〉がなにものにも邪魔されず完全に〈からだ〉と一体になっての声出しは気持ちよいに尽きる。人間にはこれが必要だ!さもなければ狂う?

先生のところでは身体に大きな空間ができて天地がつながり、突き抜けるような一体感が訪れる。

ウチュウノナカノワタシガトキオリアラワレル。