変化するにちにち

不安

7月になったあたりから、不安でたまらない日が多い。原因ははっきりしている。母の介護帰省を理由に辞めさせてもらったはずの「短歌時評」を出さねばなない8月が迫っているから。引き受けたのは去年だったのだから、きちんと前もって準備すればいいのだろうが、性格上それがいちばん難しい。

今まで深く考えることなくただ書くだけ?で来たことを突きつけられる。高校生のときの中間期末試験前を思い出す。次回からは必ず前もってしっかりやる!と決意しては出来ず、毎回毎回決意するだけ、空振りの3年間が終わった。同じような繰り返しが数年前まで続いた。

一つだけはっきりしていることは、準備のために何かを集中して読んだりしていればこういう不安感はない。身から出た錆ではある。これでよくここまで来られた、迷惑ばかりかけてしまいながら。

介護で噴きだした母への怒りを機に、からだ丸ごとのセラピーを受けた。和みのヨーガで身体をゆるめることを体感し、「からだ」と「こころ」がつながった。結果、「漠然とした不安感」は消えた。今は原因がある、それが分かるでけでもいい。

不安なのに原因が分かれば安心感がある。矛盾するようで真実を突いているかも知れない、というところに着地。すこしは楽になった気がする。