変化するにちにち

「カルミナ・ブラーナ」(2) 来週から

6月尽日の昨日、合唱で隣りによく座って歌っていた人の壮行会(送別会より壮行会が気持ちに添う)があり、少人数ながら、気持ちのある人の、気持ちの良い集まりを持つ。長い転勤が終わり、故郷に帰る彼女を気持ちよく送り出し、そして、また長い転勤で来てね、の思い。自分のいる場所でまた彼女も歌うだろう。そう思うことにする。別れに慣れるということはない。

今日から7月、そして来週から、カルミナ・ブラーナの練習が始まる。初回の、パート確認と称する発声チェックは10回以上は受けているはずなのに、緊張度は変わらない。

今年2月ヴェルディ「レクイエム」を歌った仲間から、抽選に外れたとの連絡がくる、同じ団の仲間も区民以外は落ちている。5月12日に募集開始して16日には、女声の募集締切のお知らせがHPに出ていた、新宿区民、在勤で埋まったのだろう。指揮者アンドレア・バッティストーニの人気のほどがうかがい知れるというもの。

カルミナ・ブラーナは2回目。今の自分の力をどれだけ上げて本番に臨めるか、血が騒ぐ。こういう時にご登場願うのが浅田真央、羽生結弦の両氏。「今の自分のレベルを越え」られるように頑張れる。毎日の発声練習、身体確認をして、少しでも「自分を越え」ることを自らに課す。もちろんおおいに楽しみながら。