変化するにちにち

かだって行がんけ/語って戻らんけ

月に一度の診療所行き、午後いもうとが車で連れて行ってくれる。「足の筋肉もいっぱい付いていますね、元気ですね。はんとけんごと(転ばないように)してくださいね」と先生。「ハイ、あたやなあ………、ありがたい人生じゃったと、喜びと感謝の日暮らしです!」待ってました、と言わんばかり、一言一句違わず、お決まりの締めくくり、やると思った。

たぶん玉蜀黍、砂糖黍?小さいころは両方とも同じだった感覚。診療所の前の畑に何本か植えてあった。芋(さつま芋、からいも)を植えてある畑も見られる。季節が感じられる。

歌の原稿を速達でと診療所前のポストへ、でも回収は朝の一回だけ。海の方の郵便局に行く途中、中学校を過ぎたあたりで見つけた。

夕方、「おっとや」と、Mおばんがやってこられた。南瓜ときゅうりを提げて。「こげ上がっていっとっ語っていがんけ、まだめしゃ早がお」(ここに上がって一時しゃべって行って、まだご飯には早いですよ)と母。
「市報を持ってした」と、いへもど(位牌元、本家)のいとこS が来る。「おまい(あなたの敬語)も、上がってちっと語って戻らんけ」とMおばん(「け」は敬語)。Sも参加してにぎやかにぎやか。

「みんのなげ、しとんちおどすれば、花がなごーもっと」(水の中に、しとんと落としたら、花が長く保つ」とはMおばん。水に薬(延命剤という?)を入れるのだと。〈すとん〉ではなく〈しとん〉。

地元の生活に根ざした言葉は味わいが違う。したんとがいっぺあっ(知らないのがいっぱいある)。