変化するにちにち

詠うこと、歌うこと、あがくもよきかな!

あ、ブルーコメッツが出る。朝、新聞で確認して12時過ぎて思い出し「徹子の部屋」を見る。美空ひばりがブルコメをバックに「真赤な太陽」を歌っている。正面しか見ていないのだが、声と口の開け方が立体的で後頭部の空間が分かる、伝わる。

そして身体は、あくびが移るように同調する。聞いて、見ていて気持ちよく後ろが空いた気になる。これで、単純なわたしは元気になった。和みのヨーガのガンダーリ先生、「必要なタイミングで必要なことが飛びこんで来ます」の言葉そのもの。

どうしても歌(短歌)にしたい桜の名がある。思い出しては推敲を繰り返して2ヶ月近く経つのに、言葉が落ち着かず1首にならない。昨日今日、あれこれ辞書を引くうちに思いがけない言葉が「降りて来る」。感動の原因はここにもあったのかと、飛びこんで来た言葉によって気づかされ変化する。

歌うことも似ている。あがくように試行錯誤するうちに、頭でしか理解できなかったことが身体に、「降りて来る」こともあり変化する(したいものだ!)。