変化するにちにち

梅護寺珠数掛桜に出逢う

宮崎から友人が上京、3人でお昼を食べながら新宿御苑の話、新宿に3年も住んでいたのに行ったことはないという。ラッキー!今年3度目の御苑。新宿門から落羽松(ラクウショウ)のある方へ。

前回「気根」を知る前に削除してしまったので、今度はしっかり写す。筍のような、落羽松の「気根」。ここから酸素を取り入れるのだという。

3人で行ったのに、いつの間にかここで1人消える。この「気根」が小人に見える、この人?たちの仕業に思えてやはり少し不気味。大人でも迷子?

遠くから白い花、見に行くと犬桜(イヌザクラ)。白と緑が混じった色。

狗尾草の穂に似ている。桜なの?あっ!犬桜と呼ぶからには狗尾草とも関係あるのでは?と恥をしのんで。

朴の木。二年前に只見湖で見た朴の花。ここでも咲いている。「葉で食べ物を包んだ”包の木”が変化したものが名前の由来です」「葉と花は日本の樹木の中で最も大きいです」と下に説明あり。

俄雨のあと虹が出ていた。

福禄寿(下の4枚)、いい名だ。これも見たかった花だ。

夕暮までいたかったけど、4時には「蛍の光」が鳴ってせかされる。

梅護寺珠数掛桜(バイゴジジュズカケザクラ)に出逢えた。花も残っていた。新潟県阿賀野市の梅護寺に、親鸞聖人の伝説のある原木があったという。散って、萎れていたがフランス庭園の近くで運良く出逢う。

「淡紅色、100枚以上の花弁をつける菊咲きのサクラ」と御苑の桜の案内。

今年ほど新宿御苑の桜に親しんだ年はない。短歌の友と来て、1人で見て、今日、宮崎の友と見て歩いて、夜は彼女の息子も合流して「一杯一杯復(また)一杯」、笑いの「花開く」気持ちよい酒。