変化するにちにち

新宿御苑〈さくら〉③

太白、英国から日本へ逆輸入されたと新聞で読んだが、2週間前には探せなかった。今日、案内で聞くと、「あー、終わってしまいました…」。

太白だと思うのだが、メモしていないのでもとより自信はなし。ここだけ花びらが残っていた。

寒緋桜

琴平、「金刀比羅宮(ことひらぐう)の参道に原木があった」(『新宿御苑の桜」著者 勝木俊雄より)。

琴平

朱雀、「京都の朱雀にあったことに由来すると伝えられている」(同本より)。

朱雀

駿河台匂、「花に強い芳香がある」(同本より)。

上と同じ駿河台匂

白妙

江戸、突き抜けるほどの虚。

妹背、「京都の平野神社に原木があった」(同本より)。

見たかったのに見逃してしまったのが「梅護寺珠数掛桜」。木には「数珠」の字、『新宿御苑の桜』には珠数とある。

「数珠」ではなく「珠数」を用いる、と梅護寺のある新潟県阿賀野市のホームページで知る。花は来年を待とう。