変化するにちにち

沈壽官窯の器(3)

スープカップ&ソーサーと名がついているし、帰省する前にスープも試してみたい。コーヒー、紅茶は待ちきれず試したが、紅茶のほうが温度も色も楽しめる。味噌汁も立派なスープだ、ミソスープ。これはもう土鍋がおいしい。月曜日、昆布を一本浸してから歌会へ。

芋と玉ねぎを大きく切って蛍火で時間をかけるて沸騰させる。味噌を小さいすり鉢で擦って、出汁でのばす、ここが一番好きだ、心が落ち着く。芋と玉ねぎって相性が良い?甘くておいしい。

昨夜の残りを温めて、朝いよいよカップに入れる。うつくしい。

把手を持ち、片方の手を器に添えて、両手で包むようにして飲むと、器も、食べることも、いつになくいとおしく思える。心を込めて作られたものには豊かさがある。