変化するにちにち

ブログの題をシンプルに

「言葉音なふ〈時光〉」から〈時光〉を外した。時間に光を内包する中国語の〈時光〉という発想に、ブログを始めた当時はつよく惹かれて、題には外せなかった。

だが今、自分が、安っぽい余計な飾り物をつけているようで外した。必要と感じたら戻せばよい、たぶんないだろうけど。

風がある日の高木を見上げると、白川静先生の「音なひ」「音なふ」の世界がある。
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もう一つは母の介護に故郷へ帰って、自然の人に与える力というものの大きな発見。否、身をもっての体験がある。自然のなかでは身体感覚が研ぎ澄まされる。

あ、忘れちゃいかん、内田樹氏。氏の、身体に対する敬意、多くの示唆があればこそ。彼流に言えば、「身体を割る」感覚。これが増すにしたがって必要なもの、そうでないものがより鮮明になる感じがする。

8月もそうだけど特別の12月、誕生月。静かに穏やかにありたい月。