変化するにちにち

ほほえみ

「明日行きたい!」と言う奇特な人がいて急遽和みのヨーガに六本木へ。ペアワークが終わって微笑む自分がわかる。自然にそうなる。なんとも緩やか。三ヶ月ぶりだが、背中を触ってくれる人の気持ちがより細やかに伝わる。

日常で楽しく声を出して笑うのとはまったく別の、上質の、「静かなほほえみ」と言えるだろうか。「ほほえんでいるわたし」がいると感じる。

2011年だったと思う。「ATT呼吸と発声研究所」で背中を緩めてもらって(たしか、猫歩きというものだった)、そのとき初めて「微笑むわたし」を体験。あのときの気づきは大発見と思った。仏像の、たとえばあの半跏思惟像の表情は、意識して微笑んでいるのではなく、究極のリラックスを経た結果なのだと。

縁とは不思議、何回か隣に座って、親の介護について、二言三言の短いやり取り。その場で、「行って体験したい」となって久々の六本木。帰りの彼女の表情が柔らかかったなぁ〜と思い出しながら歩いていたら後ろから「ゆきさ〜ん!」、振り向くとガンダーリ先生とパートナーのともさんのほほえみがあった。