変化するにちにち

「森の径」

「森の径」と勝手に名づけたここをほぼ毎日通る。新宿だけど森のなかに住んでいる気持ちになる。 蝉の声が聞こえると祖父母を、母を思う。蝉の鳴き声とともにあった昔の夏。祖母と母は蝉を短い命と言って戦死した伯父と重ね、ことさらに… もっと読む 「森の径」