変化するにちにち

もう一つの合唱団

先週土曜日、思い立って合唱団の見学に行った。なぜ今?自分でもよくわからない。縁というほかはない。

年に一度オーケストラと歌っている、それはそれで大切な場である。が、文化というのか、アイデンティティなのか、西洋音楽の宗教づけのなかで、時折、自分の強いアイデンティティを確認したくなる。日本の歌も歌うところを探していたが、今日行かなくては、と何故か強く思った。

楽譜を見ると驚いた。フォーレ、ブラームスに加えてあの「方丈記」、「歌垣」と題した小倉百人一首からの抜粋もある。知らなかったぁ…。「方丈記」を歌えるなんて感激(曲は知らないが)。強烈な縁のごときを感じる。「わが計らいにあらず」の感。

合唱団の温もりある雰囲気、高みをめざすひたむきさなど伝わる。この直感こそが全て、身体感覚こそ信用できる。何も拒む必要がない、入団を即決めた。

一週間毎日練習して、しまくって、今日で2回目、このような雰囲気のところへ来たかったのだと妙に感激、温かく迎えていただいたことにじーんとくる。

⬇️高田馬場へ行く途中、戸山公園大久保地区にて。
左は花桃、右はベニバナマンサク(紅花万作)とあった。
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