変化するにちにち

デイに母を見送って…去る

「なごまでおってくれで、まごでよがった、ごぐろじゃった(長く居てくれて、まことに良かった、ご苦労でした)」今朝も繰り返す。

時間を少しずらしてタクシーを予約していたので、二人で外に出て鍵は母が持つ。車に乗り込む母を見送る。デイサービスに行って風呂に入って(拒否も多いようだが)、おしゃべりして、笑っていると思うと安心して去れる。

「ごっそもくゎしらっと、べんきょもさしらっと、きょうそもさせで、といなむんばっかいでおもしとがで(ご馳走を食べさせてくださる、勉強もさせてくださる、競争も、年寄ばかりで面白い)」と楽しんでいる。

⬇️家のまえから橋方面image

⬇️おれんじ鉄道、西方(にしかた)あたりからの甑島image

川内駅からさくらの三人がけにゆったり腰掛ける。京都のN先生にお会いしたいけど…、今回も途中下車せず。情けない。

雪の伊吹山が見える。近江はいつからか、気づいたら懐かしく思える地になっていた。八重乃さんは元気かなぁ、蓬をいまも摘んでいらっしゃるのかなぁ…。

東京駅では人よりも、金属のさまざまな物体ばかり目につく、強烈、じきに慣れていくのだろう。早稲田からお蕎麦やさんへ。それにしても夏目坂は急。四輪ではないキャリーも重い、汗ばむほどになって到着。ビールをまず。食べはじめてから蕗の薹の天ぷら蕎麦があることに気づく。途端に苦いものが食べたくなる。