変化するにちにち

「はっく」「しょん」の出どころ、『街場の戦争論』(ミシマ社)

昨日の訂正です。「ハック」「ション」ではなく「はっく」「しょん」でした。

『街場の戦争論』(内田樹著、ミシマ社)195頁「体感の同期」より
ーーーーー伝統芸能の世界には今も内弟子制度というのがあります。[略]  師匠が「はっく」と言ったら、弟子は「しょん」と受ける。それくらいじゃなくちゃいけないと多田先生から教わりました。内弟子は極端な言い方をすれば芸を修業するのではなく、師匠の呼吸や思考や感情の動きに同調する稽古をしているのです。ーーーーー

内田樹という人はまことにすごい!と思う。このような、題からして難解と思われる本にも必ず身体のことに触れるところがあり、笑えるところありで、だから「樹くん」と呼びたくもなる。文体も変わる。ああ、これって村上春樹、と感じたりするところもあり、です。

国会議事堂前に行かない?の誘いが来る。行きたいけど。夜は東久留米での合唱練習がある。歌っている場合じゃないとも思うが、コンサートが迫っているから、雨も降っているし今、風邪はひきたくない。

結局、合唱に行って、終わったら乾杯で高揚感を共有する。こういう友は貴重。子の話、夫の話一切しないで、歌のことで花が咲く(いや夫の愚痴は少々あったかも)。

一気に秋、寒い。