変化するにちにち

「仙骨はお忘れでしょうか?」

「仙骨はお忘れでしょうか?」と章子先生(82歳だそうな!)にユーモア混じりの指摘をされた。あー、そうだ!長いこと忘れていたー。
一昨日、日曜日に渋谷、ATT呼吸と発声研究所で、「公開レッスンのビデオ鑑賞と解説」が一日がかりであり、ワークもやった。渋谷での呼吸のワークは久しぶり。息を入れるとき背中が固まっていたようで、それを見ての先生のひとこと。

それから家に帰っても仙骨、仙骨!「仙骨を開いて」と言われるより「お忘れ?(ダメねぇ)」のユーモアが身体に心地よく沁み入ったに違いない。

一つ気づいたと有頂天になって、そればかりに一生懸命になるのは悪い癖だが、悪い癖ついでに言えば、久々に仙骨を意識したら、帯津良一先生の呼吸法「時空」と重なる。「時空」では、立禅のように10分間立つのがあるが、からだの感覚が、「お腹を内側に巻くような感じで…、背中の命門穴を開く」と重なると思う(楽に呼吸ができるということなのだろう)。

今朝の合唱では、上手い下手は別にして、自分の納得のいく歌い方が出来たのではと思う(発声に関するかぎり)。気持ちよく歌えた(これが曲者だが)。仙骨を開いて息を入れる、を絶えず意識した。

喉を守るために今夜は休んで木曜夜に行くことにする。それにしてもソプラノは(も)今日もいっぱい駄目出しをされたなぁー………。