変化するにちにち, 母とともに(介護帰省・鹿児島)

母について投票へ

投票所である中学校まで母の足で歩いて30分ほど。歩いて行くと言っていたが、いざ庭に出るとタクシーを呼んでくれるように言う。足が少しいつもと違うらしい。寒さも風も強いのでよかったと思う。投票所では母は迷うことなく記入している。

共同通信社の若い女性が寒さの中で出口調査、地元ではないので協力出来ない、母は寒いので…、知り合いが応じている。

姉の同級生二人
投票所で「OOさんはお元気ですか?」と姉の名を知る男性に話しかけられる。同級生ですとおっしゃる。名を訊ねると姓でなく名を言われる、こちら独特の?風習である。同じ苗字が多く姓ではなく名で呼び合った。足が悪い様子で補助機をを使っておられる。そう言えば母と同じデイサービスセンターに行く人の誕生月欄にも、姉と同級生の名があった。小さい頃何度か話したことがあるので名に見覚え、聞き覚えがある。ふるさとに一月も居ればより深く色々知り得る。歳相応ではなく、そのひとその人の老い方を実感。人生の縮図を体験しているかのような心持ちである。